害虫・害獣の種類
害虫・害獣(紹介)
ダニ類
ダニ類
住宅内で、問題を起こすダニとしては、畳にでるケナガコナダニ類とそれを捕食するツメダニ類、カーペットに多いフケなどを食料源とするヒョウヒダニの類、外壁に巣を作る小鳥が原因のトリサシダニ・ワクモ、ネズミにつくイエダニ等がある。
<ヒョウヒダニ>
人を刺しませんが、このダニの虫体や糞がアレルギー性疾患と関連が深い事が報じられています。
人を刺しませんが、このダニの虫体や糞がアレルギー性疾患と関連が深い事が報じられています。
<イエダニ類>
ネズミが家にいるということになります。
このダニは人を刺します。ネズミを駆除した後に、宿主を失ったダニが一時的に人を吸血するそうです。
<ワクモトリサシダニ>
一般家庭では、屋根裏、軒下等に作った野鳥の巣に寄生し、人を刺すこともあります。。
一般家庭では、屋根裏、軒下等に作った野鳥の巣に寄生し、人を刺すこともあります。。
《アドバイス》
1. やはり丹念に掃除機をかけ、喚起を良くし、通風を心がける。湿気があるところをダニは、
好みます。
2. 畳の上のカーペットやビニールの敷物は畳の含水量を高めるので、なるべくはずした方が良い。
3. イエダニ類の場合は、まずは、ネズミを駆除する必要があります。
4. 上記のように心がけ、ダニを発生する条件を作らないこと。
2. 畳の上のカーペットやビニールの敷物は畳の含水量を高めるので、なるべくはずした方が良い。
3. イエダニ類の場合は、まずは、ネズミを駆除する必要があります。
4. 上記のように心がけ、ダニを発生する条件を作らないこと。
◇ダニには、上記以外にも寄生し、病気を媒介するものがあります。
ダニの仲間で人に寄生するものにマダニ類の一部とツツガムシ類があります。
これらは、主に住宅ではなく、屋外に潜んでいるダニです。
《被害状況と症状》
ツツガムシ‥‥ 幼虫期に温血動物に寄生しリンパ液を吸う。人体に吸着し、充分に吸うと
ツツガムシ‥‥ 幼虫期に温血動物に寄生しリンパ液を吸う。人体に吸着し、充分に吸うと
2~3日で離れる。
マダニ ‥‥ 寄生して吸血し、数週間、まれに1ヶ月吸着する場合があります。
ツツガムシ病の病原体を持っているものに刺されると、その部分が潰瘍になり、1~2週間後に
マダニ ‥‥ 寄生して吸血し、数週間、まれに1ヶ月吸着する場合があります。
ツツガムシ病の病原体を持っているものに刺されると、その部分が潰瘍になり、1~2週間後に
高熱を発して、発疹を生じる。ダニに吸着されると、痛みを感じ、皮膚の発赤・腫れが起きるが、
痒みは少ない。
《応急処置》
炎症には、抗ヒスタミン含有のステロイド軟膏を塗る。皮膚科を受診する刺された部分にカサブタができたり、リンパ節が腫れたらツツガムシ病の疑いがあるかもしれません。
《応急処置》
炎症には、抗ヒスタミン含有のステロイド軟膏を塗る。皮膚科を受診する刺された部分にカサブタができたり、リンパ節が腫れたらツツガムシ病の疑いがあるかもしれません。